2019年1月 月例レポート 04 使用済み燃料プール対策

2019年1月の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。
1号機では、オペレーティングフロアの作業通路を確保する障害になるXブレースについては、12月20日に全4箇所の撤去が完了し、1月からは機器ハッチの養生が始まり、2月からは、北側屋根鉄骨の撤去が開始されます。
2号機では全面的なオペレーティングフロア調査結果の一部(空間線量状況)が速報されました。
先月レポートの2018年9月の残置物の片付け作業にともなうダスト濃度の上昇および評価放出量の上昇についての筆者の考察の論拠に誤りがあり、これを報告・撤回するとともに、さらに考察を加えました。
3号機では、これまでの安全点検後の使用済み核燃料の取り出し開始に向けた工程表が公開されました。
2019年3月に開始が予定されていた1/2号機排気筒解体については、実証試験の結果、追加的措置が必要なことが明らかになり、解体の開始は5月に延期されました。
2019年1月9日、3/4号機排気筒の地上から高さ約76 mにあるメンテナンス用の足場材が落下するという事故がありました。
引き続きお読みの方はこれらの項目からお読みください(レポート本文1ページに該当ページを示してあります)。

レポート本文:201901-04-nenryo

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2019年1月 月例レポート 01 原子炉の状態

東京電力の発表によれば、 2019年1月のイチエフ1号機~3号機の原子炉は、各種の測定値・パラメータについて有意な変動は見られず、総合的に「冷温停止状態」を維持しており、原子炉は引き続き安定状態を保っていると推定されています。
2ページには、2019年1月31日第62回廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議においてイチエフ廃炉作業全般の現在の主な取り組みとされた事項について、簡単な解説にハイパーリンクを埋め図示してありますのでご覧ください。
22ページからは、共同通信が配信する47社による47ニュースの【原発問題】参加新聞社のニュースサイトに掲載された記事、およびYOMIURI ONLINE(讀賣新聞web版)の福島原発サイトに掲載された記事から、イチエフの事故の後始末、イチエフの廃炉およびそれらに関係する記事をピックアップしてあります。
今月は、元記事のハイパーリンクを貼った記事の見出しのみの掲載としました。ただし同一の事項を扱った複数(社)の記事については行を空けずにそれぞれ掲載しています。各社の切り取り方の違いを比べてみるのも一興かと思います。

レポート本文:201901-01-gennshiro

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2018年12月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し準備

2018年2月以来、大きな動きのなかったイチエフ構内での核燃料デブリの取り出し準備ですが、2月には2号機の原子炉格納容器内部調査が再開され、2018年1月までの調査で存在が確認された原子炉圧力容器の土台(ペデスタル)底部の堆積物に接触を図りその挙動を確認するようです(94ページ)。
また水素濃度の上昇を抑制するために、他号機より高い格納容器内部圧力で運用してきた2号機では、2018年8月から11月にかけての減圧試験を経て、2018年12月1日から、大気圧 +2 kPa 程度を中心に本運用を開始しました(95・96ページ)。

レポート本文をお読みください。

レポート本文:201812-05-debris

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2018年12月 月例レポート 04 使用済み燃料プール対策

2018年12月の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。
1号機では、オペレーティングフロアのガレキ撤去時に使用済み燃料プールを保護するために確保しなければならない作業通路を設けるため撤去しなければならないオペレーティングフロア外周の4か所のXブレースについて、12月20日に全4箇所の撤去が完了し、1月からは機器ハッチの養生と、北側屋根鉄骨撤去が始まります。
2号機ではオペレーティングフロア上の残置物の片付け後の全面的なオペレーティングフロア調査が継続中のようです。
今月は「原子炉の状態12月レポート」に加え、こちらでも、2018年9月の残置物の片付け作業にともなうダスト濃度の上昇および評価放出量の上昇についての10月の東京電力資料「廃炉・汚染水対策の概要」での説明について考えてみました。
3号機では、これまでの安全点検における発生事象の状況、対応方針および対応策についての東京電力によるまとめをレポートしました。
2019年3月に開始が予定されている1/2号機排気筒解体については新しい情報はありません。

レポート本文をお読みください。

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2018年12月 月例レポート 01 原子炉の状態

東京電力の発表によれば、 2018年12月のイチエフ1号機~3号機の原子炉は、各種の測定値・パラメータについて有意な変動は見られず、総合的に「冷温停止状態」を維持しており、原子炉は引き続き安定状態を保っていると推定されています。
本月レポートでは、先々月以来考察してきた、9月の2号機原子炉建屋オペフロ残置物撤去作業に伴い敷地境界における空気中放射性物質濃度および敷地境界における被ばく線量の評価値が上昇した問題についての東京電力の説明に対する疑問のうち、評価式のパラメーターである原子炉建屋の開口部面積の、評価放出量への影響について東京電力発表のデータに当たり確かめてみました(7~11ページ参照)。レポート本文をお読みください。

レポート本文:201812-01-gennshiro

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2018年11月 月例レポート 04 使用済み燃料プール対策

1号機では、オペレーティングフロアの作業通路確保ために撤去しなければならない外周のXブレースの撤去作業が継続中です。
2号機ではオペレーティングフロア上の残置物の片付けが完了し、調査が開始されました 。しかし、片付け作業にともなうダスト濃度の上昇と、海洋汚染防止対策(雨水対策)の一環である2号機原子炉建屋排気設備の撤去計画との間でなんらかの競合が生じているようです) 。
3号機では、一連の燃料取扱機・クレーンのインシデントに対する安全確認作業が進行中です 。
2019年3月に開始が予定されている1/2号機排気筒解体に向けては、解体装置の性能検証が完了し施工計画の検証に入っています。

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2018年11月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し準備

2018年2月以来、イチエフ構内での核燃料デブリの取り出し準備に大きな動きはありません。
2号機では原子炉建屋内で干渉物の撤去が継続されているとともに、国際廃炉研究開発機構(IRID)において原子炉格納容器(PCV)内部詳細調査に向けたアクセスルート構築の検討が続けられているようですが、詳細は不明です。
外部では内部調査、デブリ試料の分析に向けた検討・技術開発が行われているはずです。
今月は、25ページで格納容器循環注水冷却システム構築の前提となる各建屋間の切り離しの現状について更新しました。
また、43~44ページで燃料デブリの取り出し準備のスケジュールを更新してあります。

レポート本文:201811-05-debris

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