2022年4月 月例レポート 05  核燃料デブリの取り出し準備

過酷事故から11年目、現行中長期ロードマップが示す最長の廃止措置完了予定時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。1~3号機原子炉内の核燃料デブリの取り出し準備作業の進捗状況についてレポートします。

なお、「原子炉の状態レポート」、「使用済み核燃料プール対策レポート」と同じく、当分の間、短縮版でアップロードします。

水中ROV-A2の浸水による不具合により中断していた1号機の原子炉格納容器(以下、PCV)内部調査では、5月16日の東京電力の速報によると、5月17日、水中ROV-A2予備機の原子炉格納容器内への投入により、調査が再開されるようです。

3号機では、耐震性に不安がもたれているPCVの水位低下→耐震性向上に向けた取水設備の試運転が行われています。

詳しくはレポート本文をお読みください。

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2022年4月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

過酷事故から11年目、現行ロードマップにおいて最長の廃止措置完了予定時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。

1・2号機原子炉建屋5階の使用済み核燃料プール内からの使用済み核燃料の取り出し準備の進捗状況について報告します。

1号機では原子炉建屋外壁の調査が進み、新大型原子炉建屋カバーを建屋に固定するアンカーおよびベースプレート設置工事が開始されました。

2号機では、構外ヤードで燃料取り出し用構台の地組みが進められるとともに、原子炉建屋5階オペレーティングフロアでの遮蔽設置工事が始まっています。

1・2号機SGTS(非常用ガス処理系)配管の一部切断撤去作業は、切断用ワイヤーソーが配管に食い込み動かなくなった原因を究明中で引き続き中断しています。

修復中の短縮版での報告なので、レポート本文中リンク先のない参照ボタン等がありますがご了解ください。

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2022年4月 月例レポート 01 原子炉の状態

2022年4月の、福島第一原子力発電所の廃炉の主な取り組みと、1~3号機の原子炉の状態についてレポートします。

4月26日現在、1~3号機原子炉では、原子炉格納容器(以下、PCV)空調機戻り空気温度、放射性物質(Xe-135) 濃度とも有意な変動は見られていません。

1/2号機SGTS配管撤去作業、ROV-A2による1号機PCV内部調査、2号機PCV 内部調査の準備としての隔離部屋の設置と、廃炉の核心部の作業でのトラブルによる中断が目立ちますが、未曾有の作業なのでやむをえない部分もあるとは思います。

これらの経験も踏まえ、「中長期ロードマップ」が、次回改訂時にはよりリアルなロードマップとなるよう期待しています。

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2022年3月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

過酷事故から11年目。2019年から改訂のない「中長期ロードマップ」が示す最長の廃止措置完了予定の2051年まで30年を切った福島第一原子力発電所。

2022年3月の核燃料デブリの取り出し準備の状況をレポートします。

3月16日夜の福島県沖地震では、1号機原子炉格納容器の水位が低下し、以前からの損傷部位が拡大したと推定されます。とりあえず冷却注水量の調節で対応しているようですが、将来的な不安はぬぐえません。

また、水中ROVによる1号機原子炉格納容器内部調査では、2機目のROV-A2が浸水によると思われる映像不良により調査が中断しました。

なお、筆者の不注意でレポート編集用のパワーポイントファイルを壊してしまい、概要、News、更新・続報ページ以外ではお見苦しい点があるかと思いますが、鋭意修復中ですのでご容赦ください。

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ROV-A~E

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2022年3月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

現行ロードマップによれば遅くとも2051年の廃炉を目指して廃炉作業中の、福島第一原子力発電所の2022年3月の使用済み核燃料プール対策についてレポートします。

6号機の使用済み核燃料プールにある1,456体の使用済み核燃料を共用プールに移すため、現在共用プールにある使用済み核燃料を、3月末にキャスク仮保管設備へ移す予定でした。しかし3月16日の地震のため共用プールの天井クレーンが走行不能になったため、移送は早くとも5月に延期されました。


その他、継続中の作業である、1号機原子炉建屋新大型カバー設置準備工事の進捗状況、および1・2号機SGTS(非常用ガス処理系)配管の一部撤去の開始と中断について更新あるいは続報しました。

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2022年3月 月例レポート 01 原子炉の状態

 

3月30日現在の1~3号機原子炉では、原子炉格納容器の空気温度、放射性物質濃度とも有意な変動は見られていません。3月16日夜の福島県沖を震源とする地震では、福島第一原子力発電所においては、1号機原子炉格納容器の水位低下、使用済燃料プール冷却の停止、コンテナの転倒、タンクの位置ずれ等が起こりました。東京電力は、「放射性物質の環境への漏えいや、人身災害、今後のプラント運営に大きな影響を与えるものはなかった」としていますが、1号機原子炉格納容器の水位低下は、2021年2月13日の地震による原子炉格納容器の損傷部位の拡大と同様の事態を示唆しており、原子炉格納容器の耐震性が懸念されます。

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2022年2月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

今月、核燃料デブリの取り出し準備に直結する新しいニュースはありません。

2021年に実施された1~2号機原子炉建屋上部階調査の結果について新たにレポートしました。

1号機 PCV内部調査、2号機 PCV内部調査あるいは試験的取り出し作業の準備は、次のステップへの準備・調整中のようで、ごく簡単に更新しました。

3号機PCVの水位低下のための取水設備設置工事時の、配管内の可燃性ガス・放射性物質の発見については、2月の原子力規制委員会 特定原子力施設監視・評価検討会で委員等から出された懸念をレポートしました。

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2022年2月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

原発史上最大級の過酷事故から10年11か月目、冷温停止宣言からでも10年目に入った福島第一原子力発電所。2月の使用済み核燃料プール対策の状況についてレポートします。

1号機では大型原子炉建屋カバーの再設置が、2号機では核燃料取り出し用構台の設置準備が坦々と進められています。

今月は、2011年のメルトスルー事故時、原子炉格納容器の損壊を防ぐため、容器内の高濃度の放射性ガスを排気筒から大気中にベントした際、ガスが通った1・2号機非常用ガス処理系(SGTS)配管の撤去の開始と中断を速報しました。

レポート本文をご覧ください。

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2022年2月 月例レポート 01 原子炉の状態

東京電力によると、2022年2月、福島第一原子力発電所の1~3号機原子炉は、2011年12月以来の冷温停止状態を保っており、原子炉からの放射性物質の漏えいは、敷地境界における被ばく線量の管理目標値年間1 mSvを下回る範囲内であると推定されています。レポート本文ないし本文にリンクされた東京電力発表の資料でご確認ください。

また本文3ページでは、イチエフ構内の平面画像に、廃炉に向けた1月の主な取り組み事項を配置し、4ページに簡単な解説をつけてあります。凍土壁の不具合が続いています。

その他、イチエフ内のインシデント・事故情報、イチエフに関する報道も更新してあります。

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2022年1月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

原発史上最大級の過酷事故から11年10か月目、冷温停止宣言からでも11年目に入った福島第一原子力発電所。1月の核燃料デブリの取り出し準備の状況についてレポートします。

1号機では水中ROV-Aの不具合が解消され、2月8日、原子炉格納容器(以下、PCV)内部に投入されました。これから5種類の水中ROVを駆使し、半年以上かけて調査が行われる予定です。将来の核燃料デブリの取り出しにつながる調査結果が得られることを祈ります。

2号機では、2022年度中に開始される予定のPCV内部調査あるいは試験的取り出しの主装置である、ロボットアームの性能試験や改善が、2月からは三菱重工神戸造船所からJAEA楢葉遠隔技術開発センターのモックアップ施設に場所を移し、より現場に近い条件で行われる予定です。

3号機では耐震性が懸念されるPCV内部の水位を下げる試みが継続されています。

レポート本文をお開きください。

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2022年1月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年10か月目、冷温停止宣言からでも11年目に入った福島第一原子力発電所。2022年1月の、1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある、計1007体の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。

今月は新しいレポートはありません。

レポート本文中では、3号機から取り出した使用前核燃料の共用プールでの外観点検(2021年11月レポート)について、その結果を続報しました。

1号機新大型原子炉建屋カバー設置工事、1号機及び2号機SGTS配管の一部撤去作業、2号機の原子炉建屋5階オペレーティングフロアの除染、遮蔽の設置については、次のステップについて検討、計画中ということであり、1ページ概要での報告にとどめました。

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2022年1月 月例レポート 01 原子炉の状態

東京電力によると、2022年1月、福島第一原子力発電所の1~3号機原子炉は、2011年12月以来の冷温停止状態を保っており、原子炉からの放射性物質の漏えいは、敷地境界における被ばく線量の管理目標値年間1 mSvを下回る範囲内であると推定されています。レポート本文ないし本文にリンクされた東京電力発表の資料でご確認ください。

また本文3ページでは、イチエフ構内の平面画像に、廃炉に向けた1月の主な取り組み事項を配置し、4ページに簡単な解説をつけてあります。

その他、イチエフ内のインシデント・事故情報、イチエフに関する報道も更新してあります。

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2021年12月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年9か月目、現行ロードマップが示している廃炉完了時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。2021年12月の核燃料デブリの取り出し準備の状況についてレポートします。

今月は新たなレポートはありません。
以下の継続中の作業について続報しました。
・「1号機 PCV内部調査に向けた準備作業状況について、および水中ROVの不具合による   調査開始の延期(速報)」
・「1号機 RCW系線量低減に向けた内包水サンプリング計画」
・「2号機 PCV内部調査あるいは試験的取り出し作業の準備状況」
・「3号機 配管内の可燃性ガスの発見によるPCV取水設備設置工事の中断」
・「1~3号機 PCV冷却注水量の低減」
「直近のスケジュール」は更新してあります。

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2021年12月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年9か月目、現行ロードマップが示している廃炉完了時期まで30年を切った福島第一原子力発電所。2021年12月の、1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある計1007体の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。

今月の新たなレポートは、6号機に貯蔵中の4号機使用前燃料の洗浄について。

継続中の作業の続報は、1号機新大型原子炉建屋カバー設置工事の進捗状況について、および1号機及び2号機SGTS配管の一部撤去の進捗状況(クレーントラブルによる中断)です。

内容を更新したレポートは、現在の各号機の状況、使用済み核燃料プール対策スケジュール表、各号機の使用済み核燃料取り出し準備作業エリア配置図、使用済み核燃料プール循環注水冷却スケジュールです。

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2021年12月 月例レポート 01 原子炉の状態

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年9か月目、現行ロードマップにおける最長の廃止措置まで30年を切った福島第一原子力発電所。

12月22日現在の1~3号機原子炉では、原子炉格納容器内の温度、臨界を示唆する放射性物質(Xe-135)濃度とも有意な変動は見られていません。

3ページでは、12月のイチエフ廃炉作業全般の主な取り組みについて、 今月から東京電力が示した事項、および筆者が重要だと判断した事項とに分け、簡単な解説に原資料のハイパーリンクを埋め図示してあります。廃炉に向けた進捗状況を概観するためにご利用ください。

12月のイチエフ内のインシデント・事故情報、ウェブサイト47ニュース「原発問題」によるイチエフに関する報道なども更新してあります。

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2021年11月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年8か月目、現行ロードマップにおける最長の廃止措置まで30年を切った福島第一原子力発電所。

核燃料デブリの取り出し準備の進捗状況をレポートします。

今月の新たなレポートは、3号機の原子炉格納容器内取水設備に関わる対応状況について。
継続中の作業の続報は、1号機の原子炉格納容器内部調査装置投入準備の進捗状況。
内容を更新したレポートは、直近のスケジュールです。
スケジュールによると、2号機原子炉建屋内(以下、R/B)の環境改善として、R/B2階大物搬入口の遮へい設置工事も新たに開始されているようです。

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2021年11月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年8か月目、現行ロードマップにおける最長の廃止措置まで30年を切った福島第一原子力発電所。

1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある計1007体の使用前・使用済み核燃料の取り出しに係る最大の課題は、取り出しに向けた作業時の、放射性物質の環境への追加的放出の抑制です。
当面の目標は、1号機では新大型原子炉建屋カバーの設置。2号機では核燃料取り出し用構台の設置です。

今月の新たなレポートは、3号機使用済み核燃料プール内に残されている高線量の制御棒等の取り出しに向けたプール内調査状況です。
継続中の作業の続報は、2号機使用済み核燃料取り出しに向けた工事の進捗状況、および
1号機及び2号機非常用ガス処理系配管の一部撤去の進捗状況(クレーントラブルによる中断)です。
また、以下は内容を更新してあります。
現在の各号機の状況
使用済み核燃料プール対策スケジュール表
各号機の使用済み核燃料取り出し準備作業エリア配置図
使用済み核燃料プール循環注水冷却スケジュール

レポート本文をご覧ください。

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2021年11月 月例レポート 01 原子炉の状態

11月24日現在の1~3号機原子炉では、原子炉格納容器内部の空気温度、キセノン135濃度とも有意な変動は見られていません。他方、凍土壁の一部が融解する、1・2号機のSGTS配管の撤去作業が、使用しているクレーンのトラブルにより中断する事態も起きています。
3ページには、11月のイチエフ廃炉作業全般の主な取り組みについて、簡単な解説に原資料のハイパーリンクを埋め図示してあります。主な取り組みを概観するためにご利用ください。
11月のイチエフ内の「インシデント・事故情報、「イチエフに関する報道」とも更新してあります。レポート本文をお開きください。

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2021年10月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

2011年3月の過酷事故から10年と7か月目。現行ロードマップにおける最長廃止措置完了予定時期まで30年を切った福島第一原子力発電所です。

約880トンと推定される1~3号機の核燃料デブリの取り出しに係る当面の目標は、2号機では、2022年度に予定されている数グラム程度のデブリの試験的取り出しです。その後数年間にわたるデブリの性状分析等を経て、2026年度以降に段階的に取り出し規模を拡大するとされています。
1・3号機では具体的な目標は決まっていません。1号機では高線量の原子炉建屋内部の線源特定のための内部調査、3号機では原子炉格納容器の底面から約5.5 mある水位の低下が課題となっています。
また、1~3号機に共通して、2021年に原子力規制委員会委員長に「格納容器の底にあるデブリが、高いところにもあるようなもの」と評されたほどの大量のセシウム137が封じ込めれていることが明らかになった、建屋5階のオペレーティングフロアにある3層のシールドプラグ(PCVの上蓋、ウェルプラグとも言う)への対応という課題もあります。

今月は、12月に開始予定の1号機原子炉格納容器内部調査について改めてレポートしました。
また、継続中の2号機シールドプラグの穿孔部調査、核燃料デブリの試験的取り出しの準備状況について続報しました。
また直近のスケジュールによると、核燃料デブリの取り出し準備として、下記の作業も行われているようです。
1号機では、2階線量低減に向けた準備作業。
3号機では、北西エリア機器撤去および除染機器撤去。
および、PCV水位低下のための取水設備の設置。

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