4月の速報になりますが、原子力規制員会の第107回特定原子力施設監視・評価検討会において、3月末の1号機でのROV-A2による調査結果について議論されました。調査の結果明らかになった、ペデスタル内側のほぼ全周にわたってコンクリートが消失していたという事実を反映してペデスタルの耐震性を再評価すること、地震により原子炉圧力容器の傾斜・沈下が生じ、原子炉格納容器の閉じ込め機能が失われた場合の、放射性物質の原子炉格納容器から外部への放出を抑制する手立てを準備することが東京電力に対し求められました。この監視・評価検討会の議論を新たにレポートしました。
これも4月の速報になりますが、きわめて高濃度の1号機RCW内包水サンプルの分析結果について続報しました。
2号機では、2023年度後半に延期された核燃料デブリの試験的取り出しに向けて、外部でロボットアーム等の改良が継続中ですが、2号機サイトではx-6ペネ開放に向けた隔離部屋の据え付けが完了したことを続報しました。
レポート本文をお読みください。