12年目に入った廃炉作業中の福島第一原子力発電所。2月の使用済み核燃料プール対策についてレポートします。
1号機では原子炉建屋を覆う新大型カバーの、2号機では原子炉建屋の最上部を撤去せずに使用済み核燃料の取り出しを行うための構台の設置工事が進められています。いずれも将来の使用済み核燃料の取り出し(準備)時の、放射性物質の環境への飛散を抑制するためのものです。
1号機原子炉建屋の南側ヤードでは、1号機の新大型カバー設置の障害となる高線量のSGTS配管の一部切断・撤去が、ワイヤーソーの配管への噛み込みなどにより昨年7月以来中断していましたが、対策が講じられ3月中に再開されるようです。
レポート本文をお読みください。
レポート末尾の用語解説を装いも新たにリンクも含め復活しました。ご利用ください。