2022年11月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

2011年3月のレベル7の過酷事故から11年目も終盤の福島第一原子力発電所。「福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」は、遅くとも2051年度には廃炉が完了するという2019年12月の第6版から改訂されていませんが…

核燃料デブリの取り出し準備に係る11月の概況は、
1号機では、先月計画をレポートした、1号機原子炉格納容器(以下、PCV)耐震性向上のための水位低下に向けた圧力抑制室内包水サンプリングが行われています。水中ROVによるPCV内部調査の再開は12月です。
2号機では、2023年度後半に開始が延期されたデブリの試験的取り出し用に向け、ロボットアーム等はイチエフ外部で改良中であり、取り出し時のバウンダリとなる隔離部屋も改良中です。

カテゴリー: 05 燃料デブリの取り出し タグ: , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク