2022年9月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

10月13日、1号機原子炉格納容器(以下、PCV)内部調査(IRID=日立)や、2023年度後半開始に後倒しされた2号機核燃料デブリの試験的取り出し(IRID=三菱重工)など主要なイチエフ廃炉技術の研究開発を束ねてきた技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)が来年解散するという報道がありました。IRID自身は来年解散が確定ではないとしていますが、IRIDの技術や成果を継承するとされる東京電力とIHIによる共同事業体の合意文書も明らかにされています。

今月は、11月に再開される1号機のROV-D,E,B,A-2によるPCV 内部調査(後半)計画が発表されました。
また、PCVの水位に大きな課題を抱える3号機では、PCV、圧力抑制室(S/C)内包水取水設備が10月3日に運転開始となるようです。

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