国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年10か月目、冷温停止宣言からでも11年目に入った福島第一原子力発電所。2022年1月の、1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある、計1007体の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。
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レポート本文中では、3号機から取り出した使用前核燃料の共用プールでの外観点検(2021年11月レポート)について、その結果を続報しました。
1号機新大型原子炉建屋カバー設置工事、1号機及び2号機SGTS配管の一部撤去作業、2号機の原子炉建屋5階オペレーティングフロアの除染、遮蔽の設置については、次のステップについて検討、計画中ということであり、1ページ概要での報告にとどめました。