2021年11月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

国際原子力事象評価尺度において最上位のレベル7(深刻な事故)事故から11年8か月目、現行ロードマップにおける最長の廃止措置まで30年を切った福島第一原子力発電所。

1・2号機原子炉建屋5階の使用済み燃料プール内にある計1007体の使用前・使用済み核燃料の取り出しに係る最大の課題は、取り出しに向けた作業時の、放射性物質の環境への追加的放出の抑制です。
当面の目標は、1号機では新大型原子炉建屋カバーの設置。2号機では核燃料取り出し用構台の設置です。

今月の新たなレポートは、3号機使用済み核燃料プール内に残されている高線量の制御棒等の取り出しに向けたプール内調査状況です。
継続中の作業の続報は、2号機使用済み核燃料取り出しに向けた工事の進捗状況、および
1号機及び2号機非常用ガス処理系配管の一部撤去の進捗状況(クレーントラブルによる中断)です。
また、以下は内容を更新してあります。
現在の各号機の状況
使用済み核燃料プール対策スケジュール表
各号機の使用済み核燃料取り出し準備作業エリア配置図
使用済み核燃料プール循環注水冷却スケジュール

レポート本文をご覧ください。

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