2020年12月 月例レポート 04 使用済み核燃料プール対策

2020年12月の使用済み核燃料(以下、燃料)の取り出し(準備)の状況についてレポートします。
昨年12月に改訂された「中長期ロードマップ(第5版)」で、燃料取り出しの開始時期が最大5年先延ばしされた1、2号機において、
一連の燃料プールへのガレキ落下防止対策を終了した1号機では、2021年に開始が予定される原子炉建屋を覆う新大型カバーの設置に向け、12月19日、旧原子炉建屋カバーの残置部の解体が開始されました。
2号機では、12月25日、東京電力から原子力規制委員会に対し、これまで原子炉建屋上部を全面解体しての燃料取り出し工法となっていた「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」について、原子炉建屋上部を全面解体しない燃料の取り出し工法への変更が申請されました。
クレーンの故障により中断していた3号機の燃料取り出しは、クレーンが復旧され12月23日再開されました。
また、ハンドル変形燃料等、特別な対応を要する燃料の状況について、拡大した燃料配置図を付し一項設けました。

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