2020年11月 月例レポート 05 核燃料デブリの取り出し準備

2020年11月、イチエフ構内で直接核燃料デブリの取り出し準備に係る作業は全て中断しており、新たな作業は行われていません。
1号機では、原子炉格納容器内部調査に向けたX-2 貫通部の干渉物切断作業において、切断範囲の下部に原子炉再循環系統の計装配管が敷設されていることが確認されたため引き続き作業を中断し、対応策を準備中です。
2号機については、2021年に実施を予定されている原子炉格納容器内部調査及び試験的取り出しの準備として、10月に実施されたX-6貫通部内の堆積物の調査結果の追加とまとめをレポートしました。                                                                                                                           3号機に関する動きは全く見えません。                      11月の廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議において、東京電力は、これまでの原子炉格納容器内部調査等により得られたサンプルの分析結果についてまとめた資料を提出しました。                                    また、先月までレポートを重ねてきた3号機圧力抑制室内滞留汚染水のサンプリング結果、および今後の3号機原子炉格納容器内汚染滞留水の低下について、10月19日に開催された第84回特定原子力施設監視・評価検討会において、筆者が気がつかなかった問題点が指摘、回答されていましたので、今回レポートしました 。これらのレポートのページナンバーについては、レポート本文1ページにリンクをつけて示してあります。

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レポート本文:202011-05-debris

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