2020年8月 月例レポート 01 原子炉の状態

東京電力の発表によれば、 2020年8月の1~3号機原子炉では、 26日時点での原子炉格納容器空調機戻り空気温度は、1号機27.6℃(前月24.3 ℃)、 2号機33.8℃ (前月29.8℃ ) 、3号機31.2℃ (前月28.1℃ ) 。原子炉格納容器のXe-135濃度は、1号機A系:9.20E-04 Bq/㎝3 (前月末1.11E-03 Bq/㎝3 ) 、2号機A系: ND 1.5E-01 Bq/㎝3以下(前月末1.5E-01 Bq/㎝3以下) 、3号機A系: ND 2.1E-01 Bq/㎝3以下 (前月末2.1E-01 Bq/㎝3以下 ) と、有意な変動は見られていません。
2ページには、現在のイチエフ廃炉作業全般の主な取り組みとして示された事項について、簡単な解説に原資料のハイパーリンクを埋め図示してあります。主な取り組み全般を概観するためにご利用ください。
2号機では、現行の温度評価モデルの検証に向けて、2019年(8時間)より長期間(74時間弱)の原子炉注水停止試験が実施されました。速報では概ね予測範囲内の温度上昇だったようです。
また、8月末から9月初旬にかけて、新設原子炉圧力容器(RPV)窒素封入ライン通気確認が行われます。

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レポート本文:202008-01-gennshiro

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