2020年6月の使用済み核燃料の取り出し(準備)の状況についてレポートします。
昨年12月に改訂された「中長期ロードマップ(第5版)」で、燃料取り出しの開始時期が最大5年先延ばしされた1、2号機 において、
1号機では、使用済み燃料プールへの落下物防止のための養生バッグ の設置が完了しまし
た。また西側ガレキの撤去が開始されます。
2号機では、遠隔操作機器により、事故後初めて使用済み燃料プール内の調査が実施されました。
また筆者は今回初めて知りましたが、1981年以来プール内にあった不具合のある核燃料の存在が明らかにされ、その取扱いについて検討が加えられています。
3号機では、6月中に計10回、70体の使用済み核燃料が取り出されました。7月2日時点で計203体/全566体の取り出しが完了したことになります。
これらの新たなレポートのページナンバーは、レポート本文1ページにリンク付きで示してあります。レポート本文をお開きください。
レポート本文:202006-04-nenryo