福島第一原子力発電所1~3号機の廃炉に向けた、4月の核燃料デブリの取り出し準備についてレポートします。
2021年度に試験的な核燃料デブリの取り出しを開始するとされている2号機 について、イチエフ構内では4月は動きはありませんでした。
また、1号機に先行して取り出し計画について検討するとされている3号機では、引き続き、原子炉建屋1階の線量調査・線源調査が実施中のようです。
核燃料デブリの取り出し開始の目途がたたない1号機では、原子炉格納容器の内部調査に向けて、 4月22日に内扉で計画していた3箇所の孔開け中、3箇所目の孔の切削が完了しました。
また、 それに先立ち、すでに開けられた2箇所の孔からカメラを投入し、格納容器内の干渉物の位置の確認や、その他の干渉物の有無等の調査が行われました。
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レポート本文:202004-05-debris