2019年12月の使用済み核燃料の取り出し準備の状況についてレポートします。
今月、東京電力および廃炉支援機構は、1号機の燃料取り出し工法の変更を確定しました。ガレキ撤去に先行して原子炉建屋を覆う大型カバーを再設置するというものです。
12月27日の第4回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議において改訂された中長期ロードマップ(第5版)では、上述の1号機および先月レポートした2号機の取り出し方法の変更と、取り出し開始時期の最大8年の先送りが明記されています。
3号機では新燃料の取り出しが再開されました。
難航しながらも前進している1/2号機排気筒解体は、5ブロック目以降の作業は順調に進み、2020年1月20日現在、9ブロック目が終わり、作業前120 mだった塔高は現在約100 mまで低くなっています。
スケジュール等は更新してあります。
レポート本文:201912-04-nenryo