2018年2月以来、イチエフ構内での核燃料デブリの取り出し準備に大きな動きはありません。
2号機では原子炉建屋内で干渉物の撤去が継続されているとともに、国際廃炉研究開発機構(IRID)において原子炉格納容器(PCV)内部詳細調査に向けたアクセスルート構築の検討が続けられているようですが、詳細は不明です。
外部では内部調査、デブリ試料の分析に向けた検討・技術開発が行われているはずです。
今月は、25ページで格納容器循環注水冷却システム構築の前提となる各建屋間の切り離しの現状について更新しました。
また、43~44ページで燃料デブリの取り出し準備のスケジュールを更新してあります。
レポート本文:201811-05-debris