東京電力の発表によれば、 2018年10月のイチエフ1号機~3号機の原子炉は、引き続き安定状態を保っていると推定されています。
一方、2号機原子炉建屋オペフロ残置物撤去作業に伴い、敷地境界における空気中放射性物質濃度および敷地境界における被ばく線量の算出値が上昇しています。東京電力は、ダストモニタ測定値に上昇はなく、モニタリングポストの値も低いレベルで推移していることから周辺への影響はないとしていますが、資料中には東京電力が不信感を持たれかねない表現があります(5~7ページ参照)。
2ページには、イチエフ廃炉作業全般の現在の主な取り組みについて、簡単な解説をつけて図示してあります。また、解説にはその取り組みについての東京電力による主要資料のリンクを貼ってありますのでご利用ください。
19ページからは、イチエフの事故の後始末、イチエフの廃炉およびそれらに関係する報道の概要をピックアップしてあります。
レポート本文:201810-01-gennshiro