東京電力の発表によれば、 2017年10月のイチエフ1号機~3号機の原子炉は、引き続き安定状態を保っていると評価されています。
一方、東京電力は、原子炉注水冷却系の信頼性を向上させるために、ステンレス製チューブをポリエチレン管に交換することを計画しています。この工事に向けて、2・3号機に引き続き1号機でも、10月12日~22日に2系統ある冷却系のうち1系統を止め、1系統のみによる注水冷却で問題が起こらないか試験を実施しました(6ページ)。また東京電力は津波時等への対策として、原子炉への窒素封入装置3台のうち10 m盤にある2台を高台に移設する計画を原子力規制委員会に申請しました(7ページ)。
レポート本文:201710-01-gennshiro