9月の使用済み核燃料の取り出し準備についてレポートします。
9月26日、政府の廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議は、イチエフ廃炉の工程表である「東京電力ホールディングス(株) 福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」を改訂し、予備エンジニアリングを活用し、ステップ・バイ・ステップのアプローチによる全体の最適化を図ることを基調とする第4版を発表しました。1・2号機の使用済み核燃料の取り出し開始は第3版の2020年度から2023年度を目処と3年先送りされました。
イチエフ構内での動きについては、1号機のウェルプラグ周辺調査結果(33~35ページ)、2号機での原子炉建屋屋根保護層撤去工事計画(38ページ)、使用済み燃料プールの冷却停止試験結果(39ページ)といったところを新しくレポートしました。他に更新情報もあります(該当シートのタイトル末に青字で(更新)と表示)。
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レポート本文:201709-04-nenryo