2017年5月の使用済み燃料プール対策の状況についてレポートします。 東京電力は、3号機燃料取り出しに向けて,共用プールに貯蔵されている使用済燃料を輸送貯蔵兼用キャスク9基に装填し 、キャスク仮保管設備へ構内輸送し保管する予定と発表しました(10ページ)。
1号機では、オペレーションフロアのがれき撤去時のダスト飛散抑制に向け、外された建屋カバーパネルの梁に防風シートを取り付けるための梁の一時的な取り外し作業が完了しています(21ページに続報)。 また、これまでに確認されたウェルプラグのずれへの対応を含め、安全にガレキ撤去を進める作業計画の立案のためには、更なるデータ蓄積・ 状態把握が必要ということで、5月下旬から7月上旬にかけて追加調査を実施するとのことです(28ページ) 。 2号機では引き続き前室の設備設置作業および原子炉建屋の壁に穴をあける準備が進められています(29ページに続報)。 3号機では引き続き燃料取り扱い装置を取り付けるガーダー(桁)の設置作業が進められています(41ページに続報)。
また、17~18ページで全体のスケジュールを、19ページで作業エリア配置図を更新してあります。
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レポート本文:9201705-04-nenryo