前月から状況は大きくは変わっていない。
汚染水(滞留水)の貯蔵量合計は、約98万m3となっており、それに対応するタンクもすでに約104万m3分が確保されている。
その汚染水の発生そのものを抑えようと陸側遮水壁(凍土壁)の建設が進められている。新聞報道等ではこの陸側遮水壁について、「効果は限定的」といった指摘がなされているが、東電側では「敷地内の井戸での地下水くみ上げ量などが、凍土壁の凍結前と後では明らかに減少するなどの効果をもたらしている」といった評価をしている。
レポート本文:201702-02-osensui.pdf