2017年2月 月例レポート 01 原子炉の状態

2017年2月の原子炉の状態についてのレポートです。東京電力の発表によれば、 2017年2月のイチエフ1号機~3号機の原子炉は、引き続き総合的に「冷温停止状態」を維持して おり,原子炉は安定状態を保っていると評価しています。

また、汚染水処理設備の機能を、より多く建屋滞留水の浄化に振り向けるための一つの手段として昨年12 月14日に開始された1~3号機の原子炉注水量の低減においては、 1号機に引き続き、3号機で2月8日か ら注水量の低減を開始し22日に目標量に達しました。この間、東京電力は、原子炉圧力容器底部、格納容 器内温度に大きな温度上昇はなく、また格納容器ガス管理設備のダストモニタ指示値にも上昇はなく、冷 却状態に異常はないと評価しています。

2号機格納容器内調査で1月末から2月初めにカメラ画像から解析された530 Sv/h、650 Sv/hという高線量について、海外では新たに線量が上昇したという受け取り方もあったようです。8ページ、およびこの後アップする予定の「燃料デブリの取り出し 月例レポート」をご覧ください。

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