2017年1月のイチエフでの核燃料デブリの取り出し準備についてレポートします。
2号機でロボットを使った原子炉格納容器内部調査(A-2 調査)の前々段階の事前調査である、事前確認 用ガイドパイプによるX-6貫通部内部、および圧力容器の下にある制御棒駆動機構(CRD)に通じる交換用 レールの事前調査が行われました。40~42ページでレポートしました。 さらに1月30日には、原子炉圧力容器を支える土台(ペデスタル)内の撮影にも成功し、その映像を同日の 原子力定例記者会見で公表しました。43ページをご覧ください。 2月2日の記者会見では、東京電力は1月26日の事前調査で取得した画像を解析した結果、ペデスタルの 近傍が530 Sv/hという信じがたい高線量であったという推定を発表しています。
24~26ページで全体のスケジュールを、58ページ以下では燃料デブリの取り出しにかかわる新聞スクラッ プを更新してあります。先月までのレポートをお読みの方はこれらのページからお読みください。
レポート本文:201701-05-debris