2017年1月 月例レポート 02 滞留水・汚染水の状況

前月から状況は大きくは変わっていない。汚染水(滞留水)の貯蔵量合計は、約97万m3となっており、それに対応するタンクもすでに約103万m3分が確保されている。
その汚染水の発生そのものを抑えようと陸側遮水壁(凍土壁)の建設が進められているが、まだ効果を上げているとは言えない。東電では汚染水の増加に対応するためのタンクの増設を計画しているが、今後も1日当たり400m3の地下水流入の可能性があると見込んでおり、それに対応するため1日当たり520m3分(年間に直すと約19万m3分)のタンクを建設する計画。そして、東電のシミュレーションでは、汚染水は2020年には約120万m3に達するものと見込まれている。

レポート本文:201701-02-osensui.pdf

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