前月と状況はあまり変わっておらず、以下の説明もほとんど同じです。
汚染水(滞留水)の貯蔵量合計は、約96万m3となっており、それに対応するタンクもすでに約103万m3分が確保されている。
その汚染水の発生そのものを抑えようと陸側遮水壁(凍土壁)の建設が進められているが、まだ効果を上げているとは言えない。東電では汚染水の増加に対応するためのタンクの増設を計画しているが、今後も1日当たり400m3の地下水流入の可能性があると見込んでおり、それに対応するため1日当たり520m3分(年間に直すと約19万m3分)のタンクを建設する計画となっている。
レポート本文:201612-02-osensui.pdf