11月の使用済み燃料プール対策についてレポートします。 今月はイチエフの外から使用済み燃料の取り出しに関する大きなニュースが入ってきました。11月21日の 讀賣新聞・NHK WEB NEWSによると、経済産業省の担当者が、3号機から使用済み核燃料を取り出す作業 の開始時期が目標としていた2018年1月には間に合わない可能性が高いとの述べたとのことです。 イチエフの構内では、1号機の建屋カバーの取り外し工事が完了しました。(20ページで進捗状況を続報し ています)。2号機では引き続き使用済み燃料取り出し時の重機などの設置スペースを確保するための ヤード整備工事および原子炉建屋西側外壁の開口設置工事が継続されています。3号機では、オペレー ティングフロアの線量低減工事が継続されています(25ページで進捗状況を、33ページでスケジュールの 変化を更新しました)。 8・9ページに使用済み核燃料の保管状況を新たに掲載しました。16~18ページで全体のスケジュールを、 19ページで作業エリア配置図を更新してあります。 先月のレポートをお読みの方はこれらのページからご覧ください。
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