陸側遮水壁については、東電の資料では、「地中温度は、9/26 時点で海側の約99%、山側の約92%が0℃以下に低下。海側については10月上旬には補助工法が完了し、補助工法を実施した全ての範囲が0℃以下となる見込み」としている。
その一方、7月と8月には、新聞報道等で「陸側遮水壁の効果に疑問」といった内容の記事が掲載されていたが、それについて、東電では「現在、補助工法を適用して遮水壁の造成を進めているところで、その進捗にともない効果が表れるものと考えている」「遮水壁の運用に当たっては、安全第一にしっかりと水位管理を行い、地下水流入抑制効果を確認していく」と説明している。
レポート本文:201609-02-osensui.pdf