2016年8月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し

イチエフ内部では2号機・3号機で原子炉建屋1階の除染が継続されているだけです。

しかし、昨年来ロボットを使った格納容器内部調査(A-2調査)のための進入路X-6貫通路の高線量低減 に苦慮していた 2号機では、新たな遮へい体を用いることにより線量を目標値まで下げるめどが 立ったそうです。また「技術戦略プラン2016」では燃料デブリの位置について最新の推定をしています。

この「技術戦略プラン2016」については先月もレポートしましたが、当初「石棺方式」という言葉とともに、現行の燃料デブリを全量取り 出すという方針に関し、「今後明らかになる内部状況に応じて柔軟に見直しを図ることが適切である」という 一文がありましたが、これに福島県知事等が反発・抗議し、経済産業相の指示により廃炉等支援機構がこの一 文を削除するという一連の動きがありました。詳細な経過及び考察について http://svcf.jp/archives/5842 を 参照してみてください。

レポート本文:201608-05-debris

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