2016年6月のイチエフでの核燃料デブリの取り出し準備についてレポートします。2号機ではミュオン透過法による格納容器内の燃料デブリの位置の確認が継続中のはずですが、新たな途中経過情報は入手できていません。同じく2号機で、高線量に悩まされている格納容器内調査ロボットの投入予定口であるX-6貫通部(出典ではX-6ペネと表記)周辺の線量測定が6月12日から22日にかけて行われましたが、測定結果は評価中ということで公表されていません。3号機では格納容器1階狭隘部のガレキ撤去と除染が継続されています。1号機では動きがありません。
新規(更新)レポートとしては、燃料デブリの取り出し準備スケジュールについて更新(19~21ページ)、2号機のX-6貫通部周辺の除染について続報(30ページ)しました。
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レポート本文:201606-05-debris