2016年3月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し

2016年3月の核燃料デブリの取り出しについてのレポートをご覧ください。

今月のイチエフの現場での新しい動きとしては、2号機でのミュオン透過法による原子炉内部の核燃料デブリの位置についての調査のみです。これについては31ページをご覧ください。7ページには現時点での燃料デブリが存在する位置・ 量についての推定を表にしたものを新しく掲載しました。18~20ページでは燃料デブリ取り出し準備のスケジュールを更新してあります。行き詰りの様相を見せている2号機 X-6 貫通部周辺の除染状況について東京電力が資料を公開したので、26~29ページで紹介しました。

先月紹介した1号機のタービン建屋の循環注水ラインとの切り離しについては本サイト「汚染水・滞留水の状況」3月レポート https://1fwatcher.files.wordpress.com/2016/04/201603-02-osensui.pdf 14~15ページに移っています。先月のレポートで今月のレポートをお約束した資料「研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性」からは、核燃料デブリの取り出しに向けてイチエフの現場で行われている作業はこれまで本レポートが紹介してきた内容の範囲内であり、ほとんどの課題がイチエフの外部での概念の検討、調査、シミュレーション的な解析による状態の評価、部分的な作業要素の試験等にとどまっていることが読み取れました。重要と思われる事項については35ページ以降の「4 今後の課題」の各ページに情報を追加しました。先月のレポートをお読みの方はこれらのページからご覧ください。

情報源: 2016年3月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し201603-05-debris

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