1号機~3号機の原子炉は、注水冷却を継続することにより、原子炉圧力容器底部温度、格納容器気相温度とも引き続き約15~30度で推移しています。また、原子炉建屋から新たに放出された放射性物質による敷地境界における空気中放射性物質濃度、および放出された放射性物質による敷地境界上の年間被ばく線量も前月と比較して微減と評価されています。これらの結果から、東京電力は、 1号機~3号機の原子炉は、総合的に「冷温停止状態」を維持しており、原子炉は安定状態を保っていると評価しています。
レポート本文:201602-01-genshiro