2015年12月 月例レポート 04 使用済み燃料プール

使用済み燃料=燃えつきた燃料がなんでそんなに問題なのだろう?

そんな疑問から、今月は新たに「使用済み核燃料とはどのようなものか?」のレポートを試みました。あらためて分かったことは、周知の事実かもしれませんが、使用済み核燃料は、燃えてもいないし、つきてもいないという事実でした。炭や石油といった燃料と異なり、使用済み核燃料の中のある部分は安定することなく、生物にとって極めて有害な放射線を大量に発しながら何万年ものあいだ放射性壊変を重ねていきます。そして人はこれを止めることはできないのです。イチエフでは、このような使用済み核燃料が大量に、巨大地震・海水注入・水素爆発で損傷を受けた原子炉建屋5階の燃料プールで今も取り出しを待たれています。 これについては2ページ~7ページをご覧ください。また、先月レポートした使用済み核燃料格納容器の強度についての懸念についての続報は11ページで、各号機での取り組み状況については16ページ~18ページでレポートしています。

レポート本文:201512-04-nenryo

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