2015年11月 月例レポート 05 燃料デブリの取り出し

イチエフの廃炉計画の根幹である燃料デブリの取り出しについてはレポートを重ねるごとにいまだ準備・調査段階にあることが実感されます。2016年4月には日本原子力研究開発機構の楢葉遠隔技術開発センターも運用が開始される予定です(http://naraha.jaea.go.jp/)。この施設は、 核燃料デブリの取り出しに先立つ現場状況の調査、除染及び原子炉格納容器下部の漏洩箇所の止水のために必要となる、遠隔操作機器(ロボット)や、実際の燃料デブリの取出し作業に際して必要となる遠隔操作機器の開発・実証(モックアップ=模型)試験を行う施設です。今月は、14ページで高所用ドライアイスブラスト除染装置の3号機での適用、19・20ページで2号機X6ペネ小部屋内の汚染調査の続報、22ページで3号機格納容器機器ハッチ調査の続報についてレポートしました。前月のレポートをご覧の方はこれらのページからお読みください。

レポート本文 : 201511-05-debris.pdf

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