2015年10月 月例レポート 04 使用済み燃料プール

中断していた使用済み燃料の取り出しについてのレポートを再開します。2015年6月12日に改訂された「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ 」において、潜在的影響度が高く閉じ込めも困難でありできるだけ早く完了させたいとされた使用済み燃料の取り出しですが、 全体のリスク低減をめざして先送りされました(2ページ)。しかし、現地における準備作業は各号機において徐々に進められています。1号機では建屋カバーの屋根パネルの撤去が完了しオペレーティングフロアの調査(9ページ)が始まっています。2号機はオペレーティングフロアの線量率が特に高く、取り出し工法について絞り込み中(6ページ)ですが、工法の如何によらず必要となる周辺ヤードの整備が進められています。3号機では使用済み燃料プール内の瓦礫の撤去が引き続き進行中となっています。今月は特に2号機原子炉建屋内の線量(4ページ)、および各号機における取り出し工法(5~7ページ)についてもレポートしました。

月例レポート本文:201510-04-nenryo.pdf

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