2015年8月 月例レポート 02 滞留水・汚染水の状況

福島第一原発での汚染水問題は、とにかく原子炉建屋に流入する地下水の量を減少させることがカギとなるが、それについて大きな動きが8月~9月にあった。原子炉建屋等に流入する地下水を「サブドレン」等でくみ上げて海に放出するのもその計画の一つだが、その放出について地元漁協との合意が得られることになった。
この合意が得られたことによって、サブドレンと連動して地下水流入抑制に大きな力を発揮すると考えられる「陸側遮水壁」の工事についてもはずみがつき、さらに、汚染水の海への流出を防止する目的で約98%の工事が完了している「海側遮水壁」についても、最終的に壁を閉じる「閉合」の工事が行われることになった。

レポート本文:201508-02-osensui.pdf

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