月例レポート 2015年5月 燃料デブリの取り出し 

燃料デブリの取り出しは、ミュオン、ロボットなどを使っての燃料デブリの位置の特定など具体的な準備作業が始った。ロボットは高い放射線によるカメラの故障のため放棄されたりしたが、東京電力は、調査目的である格納容器内部の情報収集を十分行うことができたとしている。

IRIDは、2号機での2015年度中の東芝による「ミュオン散乱法」での測定開始計画を発表した。東電は、2号機のロボットによる調査に向けて、調査装置の投入口の前に設置された遮へいブロックを、 遠隔操作によって6月より撤去する予定である。

一方、燃料デブリの取り出し工法としては優先的な選択肢であった「冠水工法」に加えて、新たに明らかになってきた状況により、「気中工法」も有力なオプションとして検討される状況になってきている。

2015-06-deburi6.pdf

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