作業環境を改善するため、東京電力は福島第一原発の敷地内のモニタリングを実施するとともに放射線量低減を進めている。
また海への放射性物質の流出を防止するためさまざまな対策を講じているが、その重要な柱である海側遮水壁を閉じることができず、開口部から汚染した地下水が流出するのを防ぐことができないでいる。この問題を解決するためにはサブドレンで汲み上げた地下水を海に放出することだが、漁業関係者の不信をかっている状況の中でその実現には厳しいものがある。
月例報告本文:201503-03-senryoteigen.pdf