今から2年前の2013年度春には3000人台だった1Fで働く作業員の数は時を追う毎に増加し、今年2月にはついに7,000人を超えた。現場で働く作業員は不足していないのか。また今後不足することはないのか。東京電力は、「現時点で要員の不足が生じないことを主要元請企業に確認している」と一貫して言明している。
他方、死亡事故など労働災害が続発したことから、東京電力は安全対策の一環として新たに「体感型訓練」の導入を決めた。労働災害多発の背景には1Fでの作業経験年数が短い作業員が増大していることがあると見られる。
作業員の負担軽減、労働環境改善の試みも少しずつ進められている。
月例報告本文:201503-08-youin.pdf